深沙大将と岸辺シロー
前回に続いて高野山です。
蛇や象などを身に着けて、髑髏を胸に巻き、超太い眉毛を吊り上げ、大きく裂けた口からは牙をむき出し、首の血管は今にも切れそう!
カッコよすぎです!
もう少しアップにすると…
ほら、ますますカッコいい!
諸説色々ありましたが、今ではあの快慶作と言われています。
後に『大般若経』600巻を翻訳することになる玄奘三蔵(あの有名な三蔵法師)が天竺に向かう旅の途中、砂漠で一滴の水もなくなり、まさに息絶えようとした時、流砂の中からガバーーッと現れて玄奘を助けたらしい。
うわっ、こんな巨大なのかよ(^^;;
確かに脚を見ると象の口から足が出てる。あの大きな象の頭が半ズボン状態になってるって事は、全身ではこれくらい大きくて当然なんだ。
これは同じ快慶作の京都・金剛院の深沙大将の脚ですが…。
さらにネックレスみたいに巻いてる七つの髑髏は、七度生まれ代わったと言う玄奘の、それぞれのドクロ💀💀💀💀💀💀💀らしいです。
なので砂漠の熱風や悪疫の難を除く旅の守護神としても祀られるようになりました。
それがよくわかりませんが…。